sparta

xtremer2006-02-25



そう、ついにきたスパルタ。

いや、やっとこさ、この人たちについて書く時が来たのか。


at the drive-in の片割れ
ギターのジムと  ドラムのジョンと ベースのポール
によって構成されていて

スパルタになってからは、ポールがギターに持ち替え
新たにベーシストを加入させる。

後に初代ベースは首になって 次のベースが入る。

始まって当初から、ポールはマーズボルタの
サウンドマニピュレイターとして そっちにも関わっていた。

ここにきて、もう結構前になるけど
マーズのベースが抜けてしまい

そして  そして  そして

ポールがマーズボルタに加入! 爆笑

ジムがつくづく可哀想やねん。

ATDIが解散してから、
ジムがどうしようか悩んでいるときに

ポールが、一緒にバンドやろうぜ!

と声をかけたのは割合有名なエピソード。



そう考えると  未だにゴタゴタしてるんやな。このバンドは。

ジム可哀想。


ってのはトリビアにしておいて

音の方を。


この写真は1stのもの。

ちょっと前に、新作が出たけど  そっちは外れだった。

やっぱりこれは良いよ。

最初は、1曲目とか そのへんで引き込まれるけど

さすがジム。

聞いているうちに、段々地味な曲に輝きが出てきて
曲の中の、ほんのささいな一瞬に、惹き付けられて
なんとなく聞き続けている、一枚。


さすがジム。エモを心得ているよね。

アルバム全体が、変に毒味がかってないのがイイ。

だから、一曲一曲が別れているんだけど
全体を通して流れてくる空気とかもちゃんとあって

これ、アルバム力ってやつですよ。


とにかく、今スパルタがどうであれ、
これはイイ。

評価額:2500円