envy

xtremer2004-10-08

歴史は塗り替えられた。
僕の中の価値観は完全に崩壊した。
この、envyによって。
もう言葉なんて必要ない。
さよなら言葉
もはや、この先、音楽を聴いて完全にノックアウトされる
ことなど無いと思っていた。一昨日までは。
音楽が音楽を超える時。
芸術を通り越して、
いや、真の芸術に到達した瞬間。
音が人間を苦しませる、
悩ませる、泣かせる、叫ばせる、
そして殺す力を持つ事がここに証明された。
明日は台風だ。
でも僕は渋谷クワトロに行かなければならない。
envyを見に。その真実を体感するために。
これは偶然ではなくて必然だ。
一昨日、初めてCDを聴く。
超イイ!と感じた。
昨日、どうしようもなくこのCDに依存する。
聴いていないと苦しくなる。
聴いていると、もはやいたたまれない。
再生するのが恐いんだ。自分自身をどこかに
振り落としてしまいそうな不安感。でも、
そして今日、もはや何回再生したかわからない。
もう何もかもが彼らの音楽で埋め尽くされてゆく。
景色、感情、体温、僕の生きる世界が。
彼らのホームーページへアクセス。
明日ライブだって…!
明日見逃したら、もはや次見られるかどうかわからない。
そんな予知か予感か、音に感化されすぎなのか…?
いや、どうもそんな気がするんだ。
このCDを聴いて、僕は明確に自分の人生の
未知性について意識するようになった。
あさって死ぬかもしれない。
こんな時代になったって、
人間の命なんて一瞬で果てる。
それが、自分の身に降りかかる、何の疑問もそこには存在し得ない。
だから、行くんだ。明日。台風。
全ては仕組まれた歯車の中、
僕がそれを成し遂げるかどうか、
世界の主が見届けるのだ。

このCDを全国ネットで放映したい。
たぶん2日もあれば社会はイカれちまうだろう。
だから業界を牛耳ってる奴等は、
彼等を表に出そうとしない。
出せないんだ。危険すぎて。

僕はenvyと出会えて本当に良かった。
日本が誇るべきバンドだ、と人は言う。
いや、これは世界が求めていた人の成せる生業だ。
決して日本だけに留まるものではない。

なのに彼らの知名度は未だに低い。
悲しくてもはや言葉が出ない。
この世界には絶望した。
くそったれが支配する日本ロック業界。
「自分だけのバンド」にしておくには
あまりにもったいないバンド。
僕は今から普及に努めます。

今日まで生きていて本当に良かった。
彼らと出会えたから。
もし台風で死んでも、もはや悔いまい。

評価額:∞