brahman

xtremer2004-12-08

よもや説明など必要あるまい。
日本一ライブチケットの手に入りにくいバンド。
その人気といったら、もう。
そして、そのフォロワーといったら、もう。
誰もが彼らのヒストリーを語り、
トシロウの生い立ちを繰り返す。
その姿勢に、その歌詞に、そのライブに、
圧倒的な支持を誇る。
単なるジャパンロックと言わせない何か。
なんちゃって古語引用を匂わせすらしない何か。
パワーコード全開なのに、否定されない何か。
ああ…
さんざん聴いた。
このシングルをひたすら聴いた。
クソガキが、
何がロックかも知らずに、
ただただ本能が求めるままにこのシングルを聴き続けた。
他のアルバムが2枚くらいでてからも、これを聴いた。
もちろん他の曲も凄くよろしいのですが、
何せこのシングルの持つインパクトが強すぎた。
僕の生活はこいつに依存していた。
自分の何が苦しいわけでもなく、
自分の何が悲しいわけでもなく、
ヘッドフォンの向こうから来る、
とてつもない大きな力に
この心は完全に奪われた。
あたかも、自分がその世界の主人公であるような。
ああ。
未だ色褪せることなく、このCDは鳴り続ける。
評価額:5000円